こんにちは!家庭菜園大好き マルネ です。
本日は、唐辛子(トウガラシ)はどの様に育てればより辛くできるのか?についてお話していきたいと思います。
トウガラシは、言わずと知れた香辛料ですが、家庭菜園でも簡単に育てることができます。
一株植えていれば1年分は収穫できますので、オススメなのですが、育て方によっては辛くないトウガラシが出来てしまいます。
辛くない唐辛子は使い道に困りますよね・・そうならない為にも、ぜひ育て方のコツを参考にしてみてください!
※スコヴィル値を実際に測って、比較しながら育てた訳ではないので、あくまで育て方の目安と思ってください・・!私の経験と調査した結果に基づいて記事を書いています。
品種を選ぶ
どんなに辛くなる育て方をしても、元々辛くならない品種が辛くなることはありません。
使いやすくて、辛みもしっかりある鷹の爪がオススメですが、もっと辛い方が良い!という場合はハバネロなどの品種を選ぶと良いですよ。
ハバネロでも辛みが足りない・・!!という猛者はギネスに登録されているキャロライナー・リーパーを選ぶと良いでしょう(笑)種はインターネットで購入可能ですよ。
ちなみに、辛さはスコヴィル値で示されていますが、鷹の爪は4万~5万スコヴィル、ハバネロは25万~45万スコヴィル、キャロライナ・リーパーは150~220万スコヴィルです。
土づくり
植えつけする2週間くらい前に苦土石灰を撒きます、量は1平方メートル当たり150g程度、その後1週間ほど置いた後で堆肥約3kg、マグァンプなどの緩効性元肥を1平方メートル当たり250g施して、しっかり耕します。
幅70センチくらいの畝を作れば植え付けの準備完了です。
プランターを使用する場合は野菜用の培養土に、元肥として マグァンプなどの緩効性肥料を混ぜ込みます。(65センチプランターであれば50g程度)
管理の仕方
コツ1:追肥をしっかりと行い、リン酸を与え続ける。
辛み成分であるカプサイシンは株に与えるリン酸の量によって増減するといわれています。
リン酸の施用量と辛味 の関係についてみると、全くリン酸を施用しな かった場合や、リン酸を過剰に施用した場合では 辛味が弱くなり、適量のリン酸を施肥した場合で、 最も辛味成分含量が高くなるという傾向にあっ た。
特産種苗 第20号 トウガラシ栽培における果実の辛味変動とその要因 信州大学学術研究院(農学系)
与えすぎてはいけませんが、リンしっかりと施します。
苗を植えてから2~3週間後に即効性の高い化成肥料(窒素:8、リン:8、カリ:8)を
軽く一握りした分(30g) 与えてください。
その後も2~3週間に1回くらいの頻度で追肥を行います。
コツ2:水は少なめで管理
トウガラシは、栽培環境が過酷になるほど辛みが増すといわれています。
苗がある程度の大きさ(25センチ程度)になるまでは、枯れやすいので、水をしっかりと上げて管理してください。
その後は、枯らさないよう注意しながら、水を少なめにして育てます。
まとめ
今回はトウガラシが辛くなる私のおすすめの育て方をご紹介させていただきました。
逆に辛くしたくない場合は、リンを少なめにして水をしっかり上げると良いみたいです・・!
管理のコツはたった二つで、とっても簡単なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
最後までご覧いただきありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。