こんにちは!当ブログの管理者であり、植物をこよなく愛する マルネです!
今日は観葉植物として大人気のトックリラン(ノリナ/ポニーテール)について、育て方など詳しく解説していきます
この記事の目次
トックリラン(ノリナ/ポニーテール)とは
トックリランはメキシコ原産のキジカクシ科(クサスギカズラ科)トックリラン属(ノリナ属)に分類されている常緑の高木で、又の名をノリナ、ポニーテールと呼びます
ホームセンターや園芸店で手に入るトックリランは、「ノリナ・グアテマレンシス」という種類が多いですが、近縁種としてノリナ・ネルソニーなどよく似た植物も存在します
トックリランの特徴はなんと言ってもその特徴的なフォルム!肥大した基部が「徳利」をひっくり返した様な形をしていて、まさにその名の通りの見た目をしています
近年では塊根植物の人気が高まっていますが、十分な見た目のインパクトを備えつつ塊根植物に比べれば比較的安価で管理もしやすいので、初心者にもおすすめの観葉植物です
トックリランの育て方
愛着のある見た目をしているトックリランですが、育て方によってはあまり幹が太らず、不格好な形になったり、成長が遅く、いつまで経っても見応えのある個体にならなかったりします
上の写真に写っているトックリランは、左:人にプレゼントしていたもの、右:自分で面倒を見ていたものです
比較するために持っていったところ、どうやったらこんなにキレイに大きくなるの!?と質問責めに会いました・・・笑
ポイントは「日当たり」と「水やり」
トックリランをより大きく、キレイに育てる時にポイントとなるのが、日当たり、水やり、定期的な植え替えです
特に難しいことはありません!やることは3つです
①可能な限り日当たりの良い場所に置く
②水やりの頻度は低めに
③定期的に植え替える
トックリランは非常に強い植物なので、日光があまり当たらない室内でも育てることができます。しかし、室内の照明だけで太く育てるのは難しいです。場合によっては徒長し、細長くなってしまうかも・・健康的に太ってもらうためには、可能な限り日光に当てる、日光が当たる窓際に置くなど、工夫が必要です
また、日光と同じレベルで大切なのが、水やりの頻度を低くすることです
これは、そもそもなぜトックリランの基部はぷっくりと膨れるこの形になったのか?を考えるとわかりやすいのですが、トックリランの原産地はメキシコで、メキシコは雨があまり降りません
あのぷっくりした形は無意味なものではなく、雨が少ないメキシコで生き抜くために、水を溜め込める様に進化した形なので、極力現地に近い環境を用意してあげることがポイントです!
よく鉢土が乾いたら水をあげましょう・・なんて言いますが、鉢土が乾いてから1週間くらい置いて水をあげる(真夏はもう少し早めに)くらいでちょうどいいです。場合によっては基部の表面が少し凹むくらい渇水になるかもしれませんが、それでいいんです!可哀想なくらいがちょうどいいと思ってください
写真左側のトックリランが大きくなっていない理由は主に水のあげ過ぎが原因だったと思われます。水が潤沢にある状態であれば、植物側からしても根を大きくする理由がないですし、最悪の場合は根腐れによって枯れてしまうので、注意してください
また、定期的に植え替えてあげることも、大切です
トックリランの植え替え(土の作り方)
トックリランを大きく太く育てるためには、定期的な植え替えが必要です。鉢が小さくなってきたり、水抜き穴から見て根が詰まってきていたら、植え替えをお勧めします!
土の作り方
トックリランの土は観葉植物用でも良いのですが、自分でブレンドした土でよく育ってくれたので、今回はブレンド土を紹介します!
使うものは、野菜にも使える様な「培養土」と「鹿沼土(小粒)」です!
培養土は特に指定はありませんが、緩効性の肥料が入った比較的質のいい(比較的高価なもの)、鹿沼土は小粒を選んでおけば間違い無いです!
いやいや、培養土使うんかい!と思われるかもしれませんが、これが一番楽で確実なので・・!笑
混ぜる割合は、培養土3に対して、鹿沼土が1〜2です。
培養土だけでは保水性が高すぎたり、肥料分が多すぎたりしますが、鹿沼土を混ぜることで丁度いい土に改良できます
鉢底石をしっかりと敷いた鉢に上記のブレンド土で植え替えるだけです!
培養土に肥料が入っているため、植え付け時の肥料は不要です。半年ほど経過した後で、マグァンプなどの緩効性肥料を与えましょう。その後は植え替えまで年1回程度繰り返し与えるだけでOKです
↓マグァンプを使う場合は、大粒がお勧めですよ
トックリランの花言葉と風水効果
トックリランは数十年に1度、沢山の白い花を咲かせる植物なのですが、このことから、「多くの才能」という花言葉がつけられています
また、そのぷっくりとした見た目から、子宝や金運と言った風水効果があると言われており、縁起の良い観葉植物でもある様です
トックリランを可愛がっていると、いいことがあるかも・・!!