多肉植物にカイガラムシが付いたら?楽な駆除方法と予防策はこれ!

多肉植物大好き!マルネです

今回は、多肉植物やサボテンに寄ってくる害虫・・カイガラムシについて、駆除方法と対策をご紹介します!

比較的虫は寄り付きにくい多肉植物、サボテンですが、それでも害虫による被害がないわけではありません

そして、多肉植物、サボテンの害虫被害で最も多いと思われるのが、今回紹介するカイガラムシです

↑この米粒みたいな虫がカイガラムシ

このカイガラムシ、多肉植物などに付いてしまうと非常に厄介・・・。駆除しにくい上に、駆除しないまま放置しているとすぐに増えて周囲の多肉にも広がってしまいます

カイガラムシを発見したら放置は厳禁!すぐに対処しましょう

カイガラムシの簡単な駆除方法

駆除に必要なもの

・霧吹き

・オルトランDX(予防用)

まず、駆除に必要なものは二つ、霧吹きとオルトランDXです。オルトランについては、後ほど詳しく説明します

駆除の仕方はとっても簡単!

駆除のやり方

霧吹きの先端を調整して直射にして、カイガラムシめがけて吹き付けるだけ!

要は、水圧で吹き飛ばす感じです

※作業するときは落ちたカイガラムシが他の植物に付かないように、できるだけ他の植物から遠いところで行ってください

写真で紹介します!

↑少し見てない間にカイガラムシだらけになっていたモンキーツリー(放置してゴメン・・)

↓大量に付いたカイガラムシ。ちょっと閲覧注意かも・・

大量のカイガラムシ。ここまで来ると手作業では無理です

霧吹きで狙い撃ちます。ここは容赦無く!できるだけ遠くに行ってもらいます

赤ちゃんカイガラムシも含めて綺麗に居なくなりました

壁に飛び散ったカイガラムシ

結構ガッチリ付いていそうなカイガラムシですが、霧吹きの水圧で簡単に飛んでいきます

注意点として、霧吹きで飛ばされたカイガラムシはほとんどが弱り動けなくなっていますが、生きている個体も多いので、植物が近くにある場合はフマキラーなどの殺虫剤を掛けて殺してしまう方が良いかもしれません(フマキラーなどでカイガラムシは死にますが、植物にかからないように気をつけてください)

駆除の後はすぐに予防策を!

霧吹きの直射でカイガラムシは除去できますが、油断はできません

全て除去したつもりでも、土に落ちたカイガラムシなどがまた登ってきて、増殖する恐れがあります

↑登ってくるカイガラムシ

カイガラムシはじっとして動かない虫ですが、実は普通に歩き回ることが可能です。本当に厄介な虫です・・笑

見かけたカイガラムシはしっかり取り除いておくことが大切ですが、100%駆除は難しいので予防策を取りましょう

カイガラムシの予防に使うのは、オルトランDXです

オルトランDXは土に撒くことで、植物に虫に対する耐性(毒)を持たせる薬剤です

使い方は、根元に撒くだけ!

これで1ヶ月程度は寄り付かなくなります。定期的に撒いてあげてください

ちなみに・・薬剤使うなら霧吹きで除去する必要ないじゃん!と思われるかもしれませんが、カイガラムシは薬剤が効きにくい虫なので、効果が出るまでに時間がかかったり、いきなり薬剤を撒いても駆除できなかったりします

オルトランDXを撒いたのにカイガラムシが付いてる・・という場合は、しばらく地道に霧吹きで除去してみてください

おわりに

カイガラムシの除去方法として、ピンセットなどを使った手作業での除去を紹介している方も居ますが、エケベリアなどの葉が重なり合っている多肉植物では、葉を傷つけて枯らしてしまう原因になるため、今回紹介した霧吹きを使った除去がオススメ!

虫を潰してしまった時のベタベタも無く、小さな幼虫まで綺麗に除去可能です

綺麗に除去した後は、オルトランDXを使って予防しておきましょう!

この記事を読んだ人はこちらの記事も読んでいます。