【多肉植物】肥料のやり方と育ち方の違い|スーパーロングも使ってみた!

多肉植物大好きマルネです。

私は多肉植物の中でもエケベリアが好きなのですが、栽培の本を読むと当たり前のように「肥料をあげよう!」と書いてあります。

なんとなく、肥料はあげた方が良いと分かるのですが、エケベリアにはどんな肥料をどのようにあげるのが適しているのでしょうか・・?

そんな疑問が湧きましたので、肥料のあげ方を数種類試して育ち方の違いを調査してみました。

多肉植物にオススメだという噂のスーパーロング413も試してます!!

実験開始!

サイズの揃ったナナフクミニ(前)とジョセリン(後)です。写真には3苗づつしか映っていませんが、4苗づつ用意してます。

写真は4月の初旬に撮影したものです。

ナナフクミニはたまにホームセンターでも売ってます!育てやすくてかわいいのでおすすめの品種です。

試した育て方

①噂のスーパーロング413で育てる

②マグァンプで育てる

③マグァンプ+液体肥料で育てる

④無肥料で育てる

土は無肥料の無機質土を使用。スーパーロングは大きめの4粒(おすすめの量らしい)、マグァンプは1g(公式サイト参照)を元肥で与えています液体肥料は1ヶ月に2回程度与えます。

肥料以外の条件は全く同じです。置き場所や日当たり条件、水やりの回数も同じで育てます!

マグァンプはおなじみの肥料ですね!使っている方も多いかと思います。

液肥はコチラを使用しました。

スーパーロング413って何?

知らない方の方が多いかと思いますので、スーパーロングについて少し解説しておきます。


スーパーロング413はマグァンプなどと同じ緩効性肥料です。

特徴としては、その名の通り効き目が非常に長く、長期間ゆっくりと効いていくとのことで、栽培期間が長く、何度も追肥する必要がある植物に適しているとのこと。

ジェイカムアグリ株式会社が製造している肥料なのですが、ホームセンターなどでは取り扱いが無く、農協などでしか購入ができないプロ向けの肥料です。

なぜこの肥料を取り上げたかと言いますと、この肥料、熱心なタニラーさんの間では有名らしい。

本当かどうかわかりませんが、プロの多肉農家さんも使用されていて、とてもオススメの肥料とのこと。そんなこと聞いたら試さずには居られません!

ちなみに、この肥料は農協などで購入できると書きましたが、一袋3000円ほどで10kg入っています。さすがに10kgはどうやっても使い切らないので、私はメルカリで小分け販売している方から購入しました。

一株に4粒程度とのことなので、多肉植物に使う分には100~200グラムあれば十分かと思います。
欲しい方は小分けで購入することをオススメします。

植え付けから2か月後

手前のラベルの無いナナフクミニがマグァンプ+液肥の子です。最初は4苗ともほぼ同じサイズでしたが、液肥を与えた子は明らかに大きくなっています。

こちらはジョセリン、液肥の子も育てていたのですが、残念ながら途中でお亡くなりに・・・( ;∀;)肥料が多すぎたのかも。この品種はナナフクミニに比べると成長が遅いようで、大きな差は見られませんでした。

2か月後の変化について

ナナフクミニについてですが、こちらは肥料の違いで見て分かるレベルの違いが出てくれました。

マグァンプ+液肥の子がダントツで成長しており、その次に成長が早かったのはマグァンプの子です。

無肥料の子も成長してはいるのですが、、

根はよく張っているのですが、肥料欲しさなのか、光合成を求めているのか、 ぎゅっと詰まった綺麗なロゼットを失い、葉が伸び、株も横に広がってしまっています。

少しスカスカ感があり、見た目があまりよろしくない。

葉の色をよく見ると分かるのですが、

無肥料→ スーパーロング→ マグァンプ→マグァンプ+液肥を与えたもの この順に葉の緑色が濃くなっています。

ジョセリンの方も、サイズに目立った差はありませんでしたが、無肥料→スーパーロング→マグァンプの順に葉の緑が濃くなっています。

おそらく肥料が効いている順になっているのだと思いますが、葉が緑が濃いということは、それだけ葉緑体が多く、光合成を盛んに行っているということです。

植え付けから4か月後

そして月日は流れ・・8月中旬。

2種類とも植え付け時より、だいぶ大きく育ちました。

ナナフクミニは相変わらず液肥の子が一番元気に成長しています。

4か月後の変化について

まずナナフクミニですが、写真をパッと見て分かるほど葉の色に差が出てきました。

マグァンプ+液肥の子マグァンプの子は葉色が深い緑になり、スーパーロングと無肥料の子は緑が薄く赤っぽい色に。

葉が紅っぽいのはおそらく肥料が効いていないのでしょう。紅葉には早すぎるし、生育期は緑色になってた方が良い気がするが、どうだろう。

これが無肥料の子。

液肥の子と比べると葉色にはスゴイ差が。(ラベルのドーピングとは液肥のことです。)

無肥料は無肥料で綺麗ですが、葉の厚みが薄くなっていてあまり健康的ではないような感じです。

葉の色の差はほぼ間違いなく肥料の効き目による違いかと。

葉の色や株の成長から見てマグァンプと液体肥料には確かな効き目が感じられました。

一方期待したスーパーロングは無肥料に比べると葉色は緑なので効いてはいるようですが、少し効き目弱いかなぁと言った感じ。じわーっと効いているようではあるが・・

次にジョセリンの方ですが、こちらはマグァンプの子とスーパーロングの子が同じような緑色になってきており、無肥料の子に比べて若干大きく育っていました。

少し効き始めは遅かったですが、スーパーロングの効果が感じられます。

まとめ

結論

マグァンプを元肥で与えておけばOK

多肉を早く、大きく育てたい場合は液肥も与える(与えすぎに注意)

結論としてはこれなのですが、もう少し詳しく解説していきますね(笑)

植え付けから4カ月間多肉達を見てきましたが、肥料の種類によってかなりの差が出ることが分かりました。

まず無肥料と液肥まで与え続けた子の違いから分かったことは

分かったこと

★無肥料or肥料が効いていない

葉の緑色が薄くなる(葉緑体が少なくなる)、成長が遅くなる。

★肥料を沢山与える

葉の緑色が濃くなる(葉緑体が多くなる)、成長が早くなる。

検証した多肉の種類は多くないので正確性がどれほどあるか微妙ですが、肥料の効き目は葉の色に出るようです。

無肥料でも枯れることなく、成長することは分かりました。

ただ、やはり肥料は与えた方が良さそうです。

肥料があった方が葉色が緑になったり、葉に厚みが出たり元気になることは間違いありませんし、葉の密度がアップして株の見た目が良くなります。

次に肥料の種類について

肥料の種類と効果

・マグァンプ

緩効性肥料でありながら溶け出しは早め。元肥として与えておけば、割と早い段階からしっかりと効いてくれます。

やっぱり安心と信頼のマグァンプ。

・スーパーロング413

名前の通り長期間効き目が続くが、効果は穏やか。

パッケージに溶け出しまで50日かかると書いてあるが、用土によっては効き始めまでかなり時間がかかる。効き初めるまでの期間は液肥を与えるなど工夫した方が良さそう。

多肉の専用土との相性が微妙、ただしコスパは素晴らしい。

・液肥について

多肉を大きく育てたい場合は生育期の春と夏に与える。

マグァンプだけでも十分効いてくれるので、与えないなら与えないで全然問題ない。

液肥の与えすぎは育つどころか枯れる原因になるので、与えすぎには注意。

やはりマグァンプ、安心と信頼の効き目ですね。とりあえずマグァンプあげとけば問題なし。

スーパーロングを使ってみた結果

期待したスーパーロングですが、正直言って微妙な結果に・・あまりにも効き目が薄い。

肥料としての成分量は問題ないと思うので、効かない理由は・・

土の中で全然溶けていない。

これじゃないかな。

今回使用した多肉用土は無機質なもので、土の粒が大きくとっても通気性の良い土です。土の密度が低く、乾燥しやすい土なのでこれが原因でスーパーロングが溶けずらいのかと。

多肉植物以外の観葉植物に使ってみたところ、3か月目くらいからすごく元気になって成長し始めたので、肥料としてはとても良いものだと思います。

ただ・・

正直、多肉植物に使うのはどうなんだろう。

そもそもこのスーパーロングが多肉に良いと言ってるのはメーカーじゃないんですよね。この溶けにくさを考えると比較的土が乾燥している方が良い多肉植物植物には使いにくいんじゃないかと思っちゃいます。

腐葉土などを多くして保水性のある用土にすれば順調に溶けてくれると思いますが、、果たしてそうするのが多肉にとって にとって良いのだろうか・・。

とにかく、初心者向けの肥料ではないです。(農協で売っているものですから明らかに初心者向けではないですが)スーパーロングの特性を理解して使い方を考えないといけないので、初心者の方はマグァンプの方がオススメです。

じゃあなぜスーパーロングがプロや熱心なタニラーに使われるのか・・

それは、

スーパーロングは、安いから。

ではないでしょうか?

「良い肥料」ということもありますが、それ以上に「安い」ことがプロの方や熱心なタニラーさんが使う理由じゃないかな。

スーパーロングは10kgで3000円ちょっとくらいなので、100gあたり約30円。

マグァンプは一番お買い得な1.3㎏サイズで定価2138円なので100gあたり164円です。

スーパーロングの価格はなんとマグァンプの5分の1程度

安すぎでしょ!!

緩効性肥料は即効性のある化成肥料に比べると高いんですが、スーパーロングは安い。

スーパーロングが人気な理由は間違いなくその安さ、コスパの良さ。

多肉を沢山育てている方であれば肥料は沢山使いますから、安い方が良いですよね。

プロがマグァンプじゃなくてスーパーロングを使う理由は明らかです。

「プロが使っているから、きれいな多肉が育つはずだ!」「家にマグァンプあるけど、きれいに育つならスーパーロング買おう!」というのはあまり正しくないのかと。

こういう思いで割高な小分け包装を購入するとちょっと後悔するかもしれません。

スーパーロングは10kgで買ってこそ光るコスパの良い肥料です。

家に多肉が山ほどある。野菜や観葉植物も沢山育てているから、そちらをメインに10kgを使いきれる。という方には最強の肥料だと思うので、そういう方には凄くお勧めです。

初心者の方や、普通に数株多肉を育てているという状況であれば数百グラムで十分なので、そうなるとマグァンプの方がオススメです。

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