メルカリで植物は出品できる?発送方法、注意点は?

ありとあらゆるモノが取引されている日本最大のフリマアプリ「メルカリ」

フリマアプリの中でも利用者はダントツ1番です

今回の記事では、そんなメルカリで植物を出品する際の注意点や発送方法について、詳しく解説していきます!

そもそもメルカリで植物の出品は可能?

メルカリって
そもそも植物の出品は可能なの?利用規約違反じゃないの?

植物の出品は可能です!
利用規約違反にはならないのネ!

メルカリの利用規約は?

メルカリの利用規約をチェックしていくと、植物に関連しそうな規約がいくつかあります

その中で、植物が一番引っかかりそうな項目がこちら

動物ではなく、「生き物」。植物アウトじゃん!!

そう思う方も多いかと思いますが、三省堂の大辞林によると

①  生きているもの。生物。狭義では、動物だけをさす。

となっており、狭義で受け取れば動物を指しているとも言えるのです。こうなると、植物の出品が良いのか悪いのかわからないですよね。。

この点については、かなりグレーで読み解くことができないので、メルカリに直接問い合わせてみました

メルカリからの回答はこちら

お問い合わせの件については、メルカリでは制限を設けておりません。

出品方法に問題がある等、事務局で不適切と判断した場合は、削除等の対応をする可能性もありますので、ガイドにあるルールとマナーを確認のうえご利用いただければと存じます。

メルカリ:個別問い合わせ

植物は出品可能とのこと!!

よかった〜!

やはり犬や猫といった動物の取引を禁止するもののようですね

植物の出品はOKだが、注意が必要なものも

植物の出品を運営が認めているからといって、すべての植物が取引可能という訳ではありません。以下の点に注意が必要です

増殖が禁止されている植物

種苗法に基づく品種登録制度に登録されている植物には注意が必要です

種苗法に基づく品種登録制度とは?

新品種の育成者の権利を適切に保護するための制度

植物版の特許みたいなものと思えばわかりやすいよ!

具体的にどの品種が?というのは農林水産省の品種登録ホームページから確認できます

サントリーやハルディン、サカタのタネなど多くの種苗メーカーが登録を行っていますので、品種名以外の商品名が付けられている植物には注意が必要です。(基本登録されていると思った方が良い)

絶滅が危惧されている品種

該当する品種はとても少ないですが、国際希少野生動植物に指定されている植物など、保護されている植物の取引には注意が必要です

こちらの項目については、メルカリのHPにも記載があります

対象の品種は自然環境研究センターのHPを見るとわかりますよ

農薬・肥料の販売

植物ではありませんが、農薬や肥料の販売には許可が必要です

フリマアプリでの取引も繰り返し複数回行っていれば業とみなされて、処罰される可能性があります

農協(JA)で売っている肥料を小分けにして販売している方がたまにいますが、ちゃんと許可を取っているのでしょうか・・

メルカリのHPにもしっかり記載されています

農林水産省のHPは以下の通り

農薬について↓

http://www.maff.go.jp/j/nouyaku/nouyaku_hanbai.html

肥料について↓

http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/kome/k_hiryo/180717.html

発送方法は?

植物の発送には郵便局の第4種郵便が便利です。料金がとても安いので、送料込みで出品しやすくなりますよ

以下の記事で詳しく解説しています

サイズが大きいものは通常の宅急便で送るか、郵便局の大型郵便として発送する形になります

植物を出品する場合に注意すること

発送方法を明記しておく

配達はどの手段で行うか、しっかり書いておくことでトラブル回避になります

第4種郵便を使う場合などは特に書いておいた方が良いです

配達が遅くなったり、輸送中に様子が変わりやすいこと、寒冷地に送る場合は凍結により枯れる可能性があることなども明記しておく方が良いです

写真を撮影した日付を記載する

植物は生き物ですから、日々変化していきます

撮影されたのがいつなのかを知ってもらうことで、購入する方に安心感を与えることができます

また、掲載する写真はできるだけこまめに更新し、写真と「モノが違う」といったトラブルにならないよう配慮しましょう

まとめ

メルカリで植物の出品は可能でした!

ただし、植物は生き物には変わりありませんから、他の出品物よりもトラブルに発展する可能性は高いといえます

出品に際しては、上記の注意点等を参考にしていただけたらと思います

植物には中古という概念が当てはまらないので、インテリア、観賞用として楽しみ、売って買い換えるというのも選択肢としてあってよいと思います

外国では、植物専用のオークション・フリマサイトもあるくらいですし、日本での植物の取引がもっと活発になってほしい!

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