家庭菜園が失敗する理由は光?|日光の重要性を理解しよう

こんにちは!マルネです

100種類以上の野菜を育て、以前はホームセンターの園芸担当をやってました

ここ数年、食と健康への関心の高まりもあって、家庭菜園をやってみよう!と思う方が増えているようです

ホームセンターに行けば、苗・土・プランター・肥料・・必要なものはすぐに揃えられるので、挑戦するのはすごく簡単!

「でも、高価な培養土や苗、プランターを揃えたのになんか思ったほど成長しないし実らない・・」

「水やりもちゃんとしているし、肥料も与えてるのに・・

その原因、もしかしたら日光(日当たり)が原因かも

日光の重要性が正しく理解されていない

野菜をより大きく育てて、たくさん実らせるには何が最も必要でしょう?

答えは・・・

肥料!

・・・ではなく日光です

もちろん肥料も大切です

ですが、それ以上に日光が大切なんです

光合成が植物を成長させる

植物は葉緑体を使った光合成によって無機物を有機物(デンプンなど)に換えることで体を作り、成長しています

有機肥料や化成肥料・・肥料にも色々ありますが、肥料の目的は植物の成長に必要な無機物を補填するためのもの

無機物(肥料)がいくらあっても、肝心の光合成ができなければ成長することはできません

わかりやすい例え

葉緑体=工場、日光=電力、肥料=材料・・と考える

材料がいくらあっても、電力がなければ工場は動きません。工場が動かなければ、材料は材料のまま。何も生産できません

なんとなく、日光が大切だとご理解いただけましたでしょうか・・・?

なぜ日光の大切さが認知されていないのか

そもそも、なぜ日光が大切だと知られていないのでしょうか・・・?

答えは簡単。日光が大切ですよ!って宣伝しても、儲からないからです

そりゃそうです。日光がないと肥料の効果が発揮しにくいです!なんて書いてる肥料があっても買ってもらえないですよね・・

お店で働いている方も、肥料より日当たりを意識してください!と言っても売り上げは増えないですよね・・。もちろん商品が売れてなんぼの世界ですから

日照時間が少しでも長いところで育てよう

上記で説明したように、日光はとても大切です

1日1時間、日の当たる時間が違うだけでもかなりの成長差が生まれます

畑の場合は場所を変えることができませんが、プランターなどで野菜を育ている場合は、少しでも日のあたる時間が長いところに置きましょう!

朝から夕方まで日陰の動きを確認して、日向の時間が長いところを見つけましょう

日照時間を意識して置き場所を決めるだけで、びっくりするくらい育ち方が良くなりますよ

どこに置いても日照時間が少しだけ・・なら

ベランダ菜園の場合や周りに建物が多いところで家庭菜園を行う場合、どこに置いても日照時間が短い・・というのは良くあること

この場合光合成を高める肥料を与えることで、ある程度改善することができます

↑植物の光合成を高める“5-アミノレブリン酸”を世界で初めて配合した液状肥料です

5-アミノレブリン酸とは?

植物や動物の体内にある大切なアミノ酸で、植物体内ではクロロフィル(葉緑素)の前駆体となる物質

お値段は100gで2千円程度と少し高いですが、希釈タイプ(標準希釈倍率5000倍)なので1本あればしばらく持ちます

光合成を高められる肥料は多分これぐらい。肥料登録済(登録番号:生第 87440号 )の列記とした機能性肥料です

ホームセンターなどではあまり置いていないので、欲しい方はネットでの購入をおすすめします!

ペンタキープの使い方

概ね1週間間隔で希釈した液肥を霧吹きなどに入れて茎葉散布するだけ

より効かせるためのアドバイス↓(参照:株式会社誠和HP

  • 1.植物の光合成が盛んな午前中に施用してください。
    茎葉散布の場合、気孔が良く開いている朝方が効果的です。
    潅水に施用する場合も吸収が盛んな朝一番の潅水が効果的です。
    ※ただし高温期の日中は避けてください。葉やけの原因となる場合があります。
  • 2.植物がよく吸収できるように施用してください。
    茎葉散布の場合、葉の気孔付近からよく吸収します。気孔が多い葉裏を重点的に植物全体に施用してください。
  • 3. 吸収に見合った肥料、水を不足しないように与えてください。
    ペンタキープを施用すると光合成が盛んになり植物が肥料や水を欲しがります。
    欠乏症状がでないように作物の生育に合わせて、施肥、潅水を行ってください。
    施肥量、潅水量を通常の1~3割程度増やしている方が多いようです。

まとめ

良い土を用意しても、肥料をたくさん与えても、日光がなければ野菜は元気に育ちません

1日にたった1時間日照時間が違うだけで、植物の成長には大きな影響が出ます

家庭菜園を行う場合は、日照時間が少しでも長いところで野菜を育てるよう意識してみてください!

そして、どうしても日照時間が確保できない・・という場合は光合成を高める肥料を使うことも検討してみてください

以上、「家庭菜園が失敗する理由は日光!?|日光の重要性を理解しよう」でした

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