お米のとぎ汁は植物に与えていいの?|室内の観葉には注意!

お米を研いだ時に出るとぎ汁

とぎ汁は3合の米を研ぐと4L近く出ると言われていますが、米を研いだだけの水だし捨てるのはもったいない!

肥料にもなりそうだし、とぎ汁は植物に良いんじゃない?

とぎ汁は植物にあげても良いの?

こんな風に思う方は多いと思います。そこで今回はコメのとぎ汁と植物について、詳しく解説していきます!

とぎ汁は植物に与えても良い?

室内の観葉はNG、家庭菜園やお庭に撒くのは基本OK!

米のとぎ汁は室内の観葉に与えるのはNG、家庭菜園やお庭に撒くのは基本OK(毎回とぎ汁を与えるのはNG)です

お米のとぎ汁はメリットよりデメリットの方が多い

ちょっと意外かもしれませんが、コメのとぎ汁を植物に与えるメリットよりも、デメリットの方が多いのです

もちろん、水道費の節約になったり、環境的には利用した方が良いと言えるのですが以下のようなデメリットがあります

とぎ汁を与えるデメリット

・土を固めてしまう

・虫が寄り付きやすくなる

・カビが生えやすくなる

・窒素飢餓・ガス害が起きる可能性がある

・土を固めてしまう

↑とぎ汁を与え、数日後に普通の水を与えてみた。

とぎ汁を与える前はこれくらいの勢いで水を与えてもサーッと下に流れていたが、まるで膜を張ったかのように、一時的に水が溜まってしまった

米のとぎ汁はその成分により、土を固めてしまいます。ノリのように土の粒同士を固め、スキマを埋めてしまうため排水性や通気性が悪化します

・虫が寄り付きやすくなる

・カビが生えやすくなる

・窒素飢餓・ガス害が起きる可能性がある

米のとぎ汁は有機物を多く含んでいるので、虫やカビが発生しやすくなります

また、とぎ汁に含まれる糖質や脂質により微生物が大量発生し、土壌内の窒素バランスが崩れて植物が窒素飢餓に陥ったり、微生物の分解により発生するアンモニアガスが根に悪い影響を与える可能性もあります

鉢植え、かつ雨も当たらない屋内の観葉植物では、土が固まったり、虫が発生するデメリットが大きいので、とぎ汁はあげない方が良いと言えるでしょう

屋外の植物に与える場合は、雨が降ることもあって上記のようなデメリットは軽減されるので基本撒いてOK!

できるだけ広い範囲に撒くようにして、1箇所に集中して与えすぎないよう注意すれば問題ありません

とぎ汁は肥料にならない?

とぎ汁が白く濁るのは、精米後の米についていたヌカが水に溶けているからです

とぎ汁の白色の正体はヌカである。精米の途中でとりきれなかったヌカがとぎ汁になる。1合の米で、大体大さじ1杯程度のヌカが含まれている。

参照:ウィキペディア

ヌカにはリン、カリウム、マグネシウムといった植物の生育に含まれているミネラル類が含まれているので、肥料となる成分は含まれていると言えるのですが・・

発酵していないヌカ(微生物に分解されていないヌカ)は有機物が多すぎて肥料としては使いにくい。

植物を植える前の土づくりの段階で撒くなら問題ありませんが、既に植物を植えている場合追肥にはなりにくく、上記で紹介したようにデメリットの方が大きいです

まとめ

お米のとぎ汁は、室内の観葉に与えるのはNG、家庭菜園やお庭に撒くのは基本OK!

一見植物に与えるのがベストに思える米のとぎ汁。でも実はデメリットが大きい・・!

とぎ汁を与えるデメリット

・土を固めてしまう

・虫が寄り付きやすくなる

・カビが生えやすくなる

・窒素飢餓・ガス害が起きる可能性がある

米のとぎ汁は掃除、洗顔や野菜の下ゆでにも使えるので、植物に与える以外の選択肢を考えてみても良いかもしれません

以上、米のとぎ汁は植物に与えて良いの?でした!

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