聞いたことないけど・・!
多肉植物を代表し、植物の中でもトップクラスに美しいと言われる
ルノーディーン( Lenore Dean )
今回はその魅力、希少性について語ります!
ちなみに上の写真は家に居る子を撮影したものです!
ルノーディーンとは?
学名 | Echeveria 'Lenore Dean' |
原産国 | アメリカ(カリフォルニア州) |
特徴 |
白と緑の斑、薄い葉 |
ルノーディーンとは、エケベリアの一種で、別名 コンプトン カルーセルと呼ばれている品種です。
薄い葉が特徴的で、緑の部分には葉緑体がありますが、白くなっている部分には葉緑体が無く、とてもきれいな白(クリーム)色になっています。
写真で見るよりも、実物はもっと美しく見えますよ!
エケベリアは数千の品種があり、その大半が交配種なので、私はこの品種を知ったときに「人間が作り出した交配種なんだろうなぁ」と思っていましたが、
なんと、原種。
原種であるということも、人気がある理由の一つなんでしょうね。
とても繊細で暑さや湿気に弱く、すぐに枯れるのにこれが原種だなんて・・・一体いつ生まれて、どうやって今まで絶滅せずに生きていたのか・・・すごく気になります。
多肉植物の中でも人気がある方ですが、入手困難な希少種です。
なんで普通に売ってないの?
日本で生産している農家さんが少ないことも原因の一つですが、
繊細で管理が難しい。
からだと思います。
暑さや湿気、強い直射日光に弱く、管理状態が悪い場合は数日で枯れます。
人の手でベタベタ触るのもアウトです。
さらに、枯らさずに管理できたとしても、美しい状態でないと売れません。
パンジーなどの普通の花苗であれば、花壇に植えておけばすぐに成長し、きれいな花を咲かせてくれるので、売っているときに多少葉っぱが傷ついていたり、取れたり、苗の形が悪くても気にしませんが、多肉植物やサボテンはその肉厚なきれいな葉を楽しんだりするなど、ありのままの容姿を楽しむものですから、多肉の葉が傷ついていたり、不格好な容姿をしていたら購入してもらえません。
輸送中に葉が傷ついたり、店頭に置いている間にお客さんに触られたりすることを考えると。。
お店に並べるのは現実的じゃないですよね。
どこで手に入る?金額は?
私は今までいろんな園芸店を回りましたが、ルノーディーンに出会ったことはありません。
稀に販売している店もあるようですが、
現状はインターネット販売か、フリマアプリなどで購入するしかないでしょう。
ちなみに私はインターネットで購入しています。
そして相場ですが、大体3千円~1万円ほどの間で取引されている様です。
インターネットやフリマアプリで注文される場合、配送中に傷がついたり、痛む可能性もありますので、購入する場合はある程度覚悟が必要です。
無事届いてもすぐ枯れることがあります。
私自身、届いてすぐに枯らしたことがあるので、、、とても悲しい思いをしました。
それでもオススメしたい
入手するのも、管理するもの大変なルノーディーン。
それでもおすすめしたい!
理由はやっぱりその特別な美しさです。
興味のある方はぜひ現物を見てもらいたい・・・見ないともったいないです!
現状植物園にもほぼ置いていないので、自分で買うしかありませんが。。
育て方については、いずれ紹介したいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。